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紙の本を読まなくなっているらしいので、これはチャンスと言わんばかりに
日々の読書活動で感じたことをゆるり、ゆるりと書いていきます。
読書の魅力を、森のような優しさと、時に稲妻のような力強さと、
「しかし何よりも良枝には、父、茂の気持ちが一番気懸りなのでした・・・」
的な事で、当サイトに迷い込んだ皆様にいい本を
紹介したいのでございます。
「美しい国の再チャレンジ」
大手証券会社に勤め
何億もの金をクリックひとつで動かす男。
男がいた場所はピラミッドの9合目。
スリルな日々と眺めの良さは格別だったが
一歩足を踏み外しただけで
底辺まで一気に転げ落ちた・・・
栄光の日々は去り
ネットカフェで寝泊まりしながら
仕事を捜し
再起を図る日々。
しかし、運はまだ回ってこず
僅かな所持金は底を尽き
遂には、路上生活を始める。
男は、他人には水を与える余裕がない
砂漠のような都会の片隅で
絶望していた。
そして、同じく路上生活を送る
ある男に、出逢い
奇跡の大逆転を始める。
———-
僕が宗教を題材にしたこの本に
出逢う前のお話しです。
数人の友人と
「もし、自分たちが新興宗教を立ち上げたら
どんな風になるだろう?」
なんて話で、思いの外盛り上がりました。
まず、団体名。
貢献すれば、上がるヒエラルキーの名称。
パラディン山村(仮名)など。
あとは、代表を守る7人の側近がいて
彼、彼女らは「ホーリーガーディアン」と呼ばれる。
なんて、設定を思い付く度にきゃっきゃっと
声を上げて楽しんでいました。
で、本作を読み驚いたのが
男たちが宗教団体を立ち上げて
巨大化させていく様が
僕たち素人の下らないタラ話と
共通しているところが
少なからずあったという事です。
つまり、宗教とは無縁の生活を送っている人間にも
実は宗教、信仰心とは
すごく身近にあるものなのです。
う~ん。
「信仰とは?」という話になると難しいですが
特に信仰心を持たない。
特定の宗教団体に属していない。
我が国においては
僕を含めそんな人々も多いはずです。
よくそんな人々を
唯物論者なんて事を自他ともに
認識しているようですが
僕個人としては、
特定の宗教を持たない=唯物論者
ではないと思います。
一度でも、そしてこれからも
見えないものに対して祈った事や
畏怖を感じない人などいるのでしょうか?
・・・残念ながらいるかも知れません。
いるなら、多分危ない人なので
お近づきにはなりたくありません・・・
話を戻します。
つまり、特定の宗教に属さなくても
人間はなにかしらの信仰心を持っていると思います。
それを消し去ることは
シェンロンでもきっと無理です。
とは言え、しつこい危ない宗教も多い昨今。
「私は、唯物論者ですから!
羽毛布団は買いません!」
とシャットダウンしてしまい気持ちは
痛いほど解ります。
僕の場合は、
「信仰はもっとふわふわ、ドキドキ、
僕のどこかで存在していて
そして普段はその控えめなものに
実はすごくお世話になっている」
位の感じで拝んでおります今日この頃。
———-
こんなブログを読んでくれる優しい方々は
きっと信仰心の厚い方だ。
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