2019
8/27

MOVIE

COMMENT:2

ジャンゴ 繋がれざる者

公開年:2012年| 製作国:アメリカ

「サーチ・アンド・デストロイ」

死神の影を持つドイツ紳士は
悪霊たちも凍える夜に
ある黒人奴隷を解放した。

闇夜から現れ
哀れな奴隷を解放した
この紳士の生業は、賞金稼ぎ。

悪人の首に、ナマリダマを
ぶち込み、その骸を
役所に届け
「ご苦労様でした」と丁寧にお礼を言われ
金を受け取る。

紳士は、すぐに解放した男の
才能を見抜き
相棒として銃と、馬を与える。

そして、旅を続ける中
男は
同じく奴隷として
売られていった妻を捜している事を
打ち明ける。

それを聞いた紳士は
男に、遠い母国の英雄を見た。

さて、秩序なき開拓時代に
閃光の様に現れた男たちは

この世界の何を壊し
この世界に何を築くのか?

———-

はい。こんな映画観たかった。

そうです。きっと毎回こんな感動がしたい。

一言で言うなら
「痛くて快い」作品。
まさに「痛快」

舞台は開拓時代。

神様だってもじもじ、しながら
「なにぶん初めてのことでございますし ・・・」、
とつぶやいていた
人権、自由、道徳のインフラ整備なんてまだまだこれからの世界。

むき出しの暴力が、人々を支配し

愛する者は、愛する者を奪われ
知恵のある者は、知恵を奪われ
言葉ある者は、言葉を奪われた。

そんな無秩序の中

遂に、虐げられた力が
怒りの撃鉄を下し
雷神の振り下ろしたハンマーの如く
悪党どもを叩き潰し
もれなく地獄にご招待。

「さぁさぁ、こちとら
勧善懲悪なんて行儀のいい事は
出来ないが
悪党の屍の後には
きっと、世界で一つだけの花が咲くだろうよ」

是非、英雄たちの生き様
ご覧あれ。

———-

さらばだ。ヴァルハラで会おう。

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コメント一覧

コメントが 2件 あります。

  1. こんな映画観たかった

    最高の褒め言葉ですね♪

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