地下の映画倶楽部fromフクロウの地下倶楽部

そこは、我々の知らない戦後。

昭和ディストピア。
蛍光町。

戦に敗れ、汚れた大人達が作った
灰色の錆びたその町で
9人の子供たちは
光の夢を見る。

その光の夢とは
「ライチ」という名の
機械人間を作り
大人のいない世界をつくる事。

そして、子供たちは完成した
「ライチ」に「愛」と「勇気」
だけ...

突破も
絶滅も
出来なかった人類の未来。

その時代に
男は、人間のコピーを
抹殺する仕事をしていた。

そして、その男もまた、人間のコピーであった。

繰り返されるハンティングの中
「自分たちは
誰から生まれて
何になって消えていくのか?」
そんな、もう誰も抱かない
失われた問いが
男の心を静かに...

夏は、ひんやり。
冬は、ぽかぽか。

伸縮性、耐水性にも優れ

更に
「ついついやっちゃった」のアクシデントで
はみ出したあなたの内臓も

「こんにちは!」と飛び出した骨も

あっと言う間に「ズルズルズル」っと元通り

宇宙生れの新素材。
一度着たら、止められない。

その名は
「ヴェノム」

「さぁ...

寒すぎてウィルスも
バイバイ菌する。
マイナス90度の世界。南極。

もちろん、窓の外にはリンゴ売りもいない。

そんな、神が牢獄に使う為に作ったような世界で
人間たちは、また戒めを破り
自由に夢をマインクラフトしていく。

そして、神が永久に幽閉していたはずの
悍ましい悪夢を眠りから覚めさせてしま...

人類は、順調に技術的特異点を目指して今日も通常運転。

火星への移住なんてとっくに成功し
今のトレンドは土星の輪っかをスベル事。

そんなハイテクノロジーな時代に
それでも人間、最後は体力です。と
はちきれんばかりの腕筋、胸筋、ひらけ!ポンキッキーの男がいた。

男は、セクシーな妻。窓いっぱいのうす...

「愛することに疲れたみたい・・・」
そう書き残すと、彼女は車で北に向かった。

「もう、あなたになんかつまずかないわ」
そう誓い、アクセルを踏み込んだ矢先。
暗闇のハイウェイのなにかに豪快につまずいた彼女は
地下室で拘束された状態で目を覚ます。

身体の痛みと
なにがなんだか解らない状況で
混乱し...

広い宇宙で
迷子になった
エビに似た宇宙人。

助けを
求めた先はなんと
我らが青き地球。

でも地球の人は
暗黒の宇宙を

高度な技術で
縦横無尽に行き来する者が
実は怖くて怖くて
仕方がなかったし

節足動物みたいな奴が
自分達より遥かに賢いなんて

エビをレストランで
美味しく頂いているくせに

エ...