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紙の本を読まなくなっているらしいので、これはチャンスと言わんばかりに
日々の読書活動で感じたことをゆるり、ゆるりと書いていきます。
読書の魅力を、森のような優しさと、時に稲妻のような力強さと、
「しかし何よりも良枝には、父、茂の気持ちが一番気懸りなのでした・・・」
的な事で、当サイトに迷い込んだ皆様にいい本を
紹介したいのでございます。
「Too Young to Die!」
まだ17歳だった少し寒い春の日。
あの日も母親は、いつものように
友達と自分の為に、パイを焼いてくれた。
父親も、いつものように
一台しかないテレビを
譲ってくれた。
バタバタと、走り回る弟は
いつものように、自分に、お小遣いをせがんできた。
そう。あの日は、いつものように
優しい家族に囲まれた
恵まれた日だった。
でも・・・
あの日に、
父親と母親の手で、弟が殺された。
そして、
世界中の大人達は
子供を殺し始めた。
父親は、息子をバラバラにして
クリスマスツリーみたいに
木に飾った。
母親は、キスするみたいに
娘の顔を食べた。
ある日、突然
理由も解らず
自分たちを命懸けで守っていた
親、大人たちが
狂い、血走った目で
自分たちを惨殺しようと
全力で追ってきた。
自分を含め生き残った
子供たちは
あの日から、新世紀を迎え
何度も、新しい秩序と文明を築こうと
旅をはじめた・・・
———-
遂に、実現。
十五少年漂流記と、ゾンビとの
夢のフュージョン。
タイトル通り
正に、地獄。
デーモン閣下も真っ白な位の
世紀末。
あんなに優しかった父ちゃん、母ちゃん
ご近所さんが
ある日、突然
親の仇と言わんばかりに
全力ゾンビで、追いかけてくる。
そして、子供たちは、戦う術もなく
引裂かれていく・・・
それでも
生き残った全力少年たちは
知恵と優しさを出し合い
世界中に共同体を築き
ゾンビと化してしまった
大人との戦いの中で
新人類として成長していく。
虐待、戦争、貧困。
現実の世界でも
子供たちは、大人の狂気に
よって地獄の世紀を生きているのかも知れない。
さぁ。この地獄。
是非、ご一読を
何度でも世界の在り方を考えましょう。
———-
no more!地獄!
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