地下の映画倶楽部fromフクロウの地下倶楽部

俺たちは、血とガソリンの入り混じった
狭い鉄の箱に身を潜めながら
いつもその男の言葉を待った。

男の言葉には「多分」「かも知れない」
なんてものは存在しない。

あるのは「絶対」
これだけ。

俺たちにとって
その男は、頼れる上官であり、父親であり
そして、死神だった。

腐った泥と
敵と味方の死体...

ギャング、強盗団、はぐれ者。
「もう、堅気になんかなれないよ!」
そんな人たちによる
ドキドキワクワク障害物走。

転がした大玉をほれ追いかけろ。
崖っぷちのコーナーリングを
アウト・アウト・アウトで駆け抜けろ。

痛快愉快見逃すな。
綺麗なお嬢さんも、
そうじゃないお嬢さんもよっといで。

———...

独断で決行した任務に失敗し
合衆国に見放されたスパイ。

唯一彼を救おうとしたのは、
その昔彼を見放した最強のスパイだった。

———-

生きていくうえで
小さなルール、大きなルール、沢山ありますが

皆さんは、ルールは守るほうですか?

必要性が置き去りにされていて、
鶴の一声で決められるルールって...

「私は、200年生きている」

そう答えた。
怪しい魅力を放つ、青年紳士。

その正体は、人の血を糧にして、
生き続ける不死身の悪魔。

「美しい青年は、如何にして
悪魔になりえたのか?」

そう質問する若きインタビュアーに
悪魔は、死を克服し、
暗闇を生きてきた半生をゆっくりと、語り始める。 ——...

君を愛している。

君といられて本当に幸せだ。

この幸せを続けるためにも僕は、
仕事にもっと生き甲斐を感じたい。
この仕事を天職と思いたい。
そう、だからこの街を選んだ…。

———-

雨ばかり降る陰鬱な大都会。

降り続く暗い雨は、ここに住む人々の心にも
ポタポタと降りかかる。 ...

ナチス占領下のフランス。
ユダヤハンターに家族を皆殺しにされた少女。

少女は、危機一髪逃亡し、大人の女に成長する。

復讐を誓った女は、
ナチス狩り集団「バスターズ」
と合流しナチのお偉いさんが集まる映画館で

那智の火祭り・・・じゃなかった。
すいません悪意はありません。

ナチの血祭を開催する!...

僕は、この格差社会の
言わば勝ち組の男だ。

ハードだが、世間体のいい仕事と十分な収入。

屋内で、理想的な運動が出来る健康自転車。
オーダーメイドの不揃いなガラス皿。
高級ホテルでも使用される一流の羽毛布団。

僕は、それらの製品を見る度に
すぐに、欲しくなった。

デザイン性だけでなく環境にも配慮...