地下の映画倶楽部fromフクロウの地下倶楽部

ヘドウィグ。

その人は
女と男。
合理と宗教。
平和と無秩序。
音楽と沈黙。

それら、すべての「間」に生まれた。

ヘドウィグは
今日も
怒りと悲しみと
そして愛を激しく歌い続ける。

———-

以前、違う作品紹介で
セクシャルマイノリティに関する問題は
しつこく書きましたが

大事な事なので、もう...

夫にとっては2度目の結婚の3年目のある日。
家に帰ると妻が死んでいた・・・フリをしていた。

もともと少し変わった女性だったが
その日を境に、妻は毎日死んだ。

ある日は、ワニに喰われ
またある日には、頭を矢で射られ
そしてまたある日には、ソルジャーとして名誉の戦士を遂げていた。

死んだはずの妻は...

少し変わった
いや、かなり変わった
女がいた。

女は、変わってはいたが
それなりに
きちんと仕事に就き

それなりに
周りの人間たちと関係を築き

それなりに
年老いた父親の面倒も見て

それなりに、
マジメに生きていた。

だが、彼女の満たされない心は
いつまでも、どこまでも変わらなかった・・・

永...

その男の仕事は、
美術鑑定士。

その一流の鑑定眼は
神がかりとも言われ

美術品に魅せられた人々は
今日も行列を成して
彼の事務所の門を叩いた。

そんな多忙な彼の元に
ある日、奇妙な依頼人から
電話が入る。

依頼の内容は

他界した両親の美術品を
競売に掛けて欲しいというもの。

内容自体は
何の変...

人生を
デカ魂に捧げた孤高の男がいた。

男は麻薬の密売ルートを追う為に
単独でフランスに渡り

フランス警察と共に
犯罪組織を
一網打尽にする・・・はずだった。

しかし、そこには
腐敗した警察組織が蔓延り
男を大きな罠に嵌めようとしていた。

そして、男は祖国から
遠く離れた地で
独り追われながら...

余命短い妻の願いは

故郷のお墓に入る事。

しかし、村は超高齢化が進み

残る墓地は、3つだけ。

夫は、愛する妻の
最後の望みを叶えるべく

老人たちの
死を先送りする為に

介護、健康管理
ついには、交通整理まで
行う始末。

さてさて
夫婦は願いを叶え

幸せな結末を
迎える事は、できるのか?

———...

5年の刑期を務め上げ
街に戻って来た男。

男は、自分を刑務所に放り込んだ
張本人に借りを返す為に
街に戻ってきた。

金もアテも車もない男は
道中、女を拾う。

女は、
イマイチ迫力に欠ける
この誘拐犯に、何故か付き合う事にする。

寒空の下。

最悪のタイミングで
出逢った

最高の二人の

奇妙な旅の...