アメリ
「トラストミー!」
少し変わった
いや、かなり変わった
女がいた。
女は、変わってはいたが
それなりに
きちんと仕事に就き
それなりに
周りの人間たちと関係を築き
それなりに
年老いた父親の面倒も見て
それなりに、
マジメに生きていた。
だが、彼女の満たされない心は
いつまでも、どこまでも変わらなかった・・・
永遠にそれなりの毎日が続くと
思っていたある日、彼女は
誰も知らない
誰かの遠い日の宝物を見つける。
彼女は
ふと思い立つ
この宝物を持ち主に返してあげよう。
それも
うんとドラマチックに
ロマンチックに。
そうすれば
その人の人生は変わり
そして、私の人生も変わるかも知れない。
斯くして
迷える女の
迷える人生たちへの
幸せ配達がはじまる
———-
超大ヒットしたフレーズに
ケチを付ける訳ではございませんが・・・
いや、ほんとは少しケチを付けたいのですが・・・
いつ何時も
「ありのままの~♪」人。
個人的には苦手です。
人は変わるべきです。
そして、事実変わるのです。
それを認めず
理解せず
「ありのままでいいよ」ってのには
やっぱりケチを付けたいのです。
我が身を振り返って
見ても
「あぁ・・・あの時
嫌われて、叱られて
悔しかったし、辛かったけど
今の少しマシな自分がいるんだなぁ・・・」
とか思う訳です。
詰まり
あの時、その時
「自分は悪くないも~ん
人の目や
言うことなんか
全然気にしないよね~
だって
ありのままの自分が素晴らしい」
と開き直っていては
面白くも、素敵にも、強くもなれない。
と思う訳です。
まぁあの大ヒット作品の真意とは
全然違う話かも知れませんが・・・
思うに、変われる人は
楽しいのです。
面白いのです
そして、美しいのです。
本作の主人公アメリ・プーラン
その人も
かなり強いライフスタイルを捨て
変わろうとした人です。
その方法は
他人の人生に色を添えること。
他人の為に怒る事。
他人を外に連れ出すこと。
そして、他人に恋すること。
こうして
アメリは素敵に変わり続けます。
あなたは、変われますか?
それとも、もう既に変わる必要がないくらい
充分素敵でしょうか?
本作を見て
是非確認してみてください。
———-
あなたへの愛だけは、変わらない。
監督:ジャン=ピエール・ジュネ|主演:オドレイ・トトゥ
カテゴリ:ア|フランス|ラブストーリー
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