「京極夏彦」に該当する記事:4 件 | 全 4 件中 1〜4 件目を表示しています。

2019
5/26

BOOK

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姑獲鳥の夏

著:|出版社:

「シュレディンガーの猫」

昭和27年。

戦後間もない東京で奇妙な事件が起きる。

その事件の内容とは
「20箇月もの間、子供を身ごもった女と
ある日、忽然と姿を消したその夫」

そんな駅のクズ箱に捨てられている三文雑誌
の見出しのような事件の内容に
興味を持ったこれもまた三文文士がいた。

文士は、事件に欝々と考えを巡らせ
...

2014
9/19

BOOK

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旧怪談(ふるいかいだん)

著:|出版社:

「拙者のいとこの友達が 体験した怖い話なんだけどね・・・。」

溺れ死んだはずのDさんが
帰ったら二階で寝ていた。

二十年間、行方不明で
突然、帰ってきたIさん。

ネコを可愛がり過ぎたSさんの奥さん。

Eさんが、見た
ひとりの浪人の屈折したプライド。

耳袋~アワ~♪

誰が言ったか知らないが
言われてみれば、確かにゾッとする。

江戸時代に聞き集めた
35話の...

2014
8/13

BOOK

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厭な小説

著:|出版社:

「厭だ。厭だ。も好きのうち。」

お帰りなさいませ。ご主人様。

お疲れのところ、早速ですが

・厭な子供
・厭な老人
・厭な扉
・厭な先祖
・厭な彼女
・厭な家
・厭な小説

本日は、以上7つの厭な物語を用意致しました。

私のお勧めは、厭な彼女でございます。
いや、厭な扉も捨てがたい。
う~ん。厭な家もこれまた。

まぁ7つの内、ど...

2014
7/14

BOOK

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オジいサン

著:|出版社:

「ブツブツ言うおじいさんは、好きですか?」

オジいサンが、公園を散歩してもの思う。

オジいサンが、馴染みの電気屋に文句を言ってもの思う。

オジいサンが、スーパーでウインナーを買うか迷いもの思う。

オジいサンが・・・ もの思うオジいサンの深くてゆるい毎日。

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映像化は残念ですが、今のところされていません。
小生は、山崎努...