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紙の本を読まなくなっているらしいので、これはチャンスと言わんばかりに
日々の読書活動で感じたことをゆるり、ゆるりと書いていきます。
読書の魅力を、森のような優しさと、時に稲妻のような力強さと、
「しかし何よりも良枝には、父、茂の気持ちが一番気懸りなのでした・・・」
的な事で、当サイトに迷い込んだ皆様にいい本を
紹介したいのでございます。
著:ジョージ・オーウェル|出版社:角川書店
「新たな支配」
人間たちの圧制から、遂に動物たちは立ち上がる。
戦いに勝利し国を手に入れた動物たちは、指導者に豚を選ぶ。
豚たちは賢く、人間にも劣らない崇高な思想で
虐げられてきた哀れな同志を理想に導いていく。
そして、
手に入れた自由の代償として、課せられたきつくて長い労働。
しかし、それは自分たちを幸せにするものだと
固く信じ動物たちは毎日、懸命に働いた。
そんな中、ある事実が浮き彫りになる。
それは、皆の好物である赤く大きく実ったリンゴを、
豚たちだけが食べていることだった・・・。
動物が支配する農場を舞台に繰り広げられる
社会主義によるファシズムを比喩した
恐ろしくも儚い、動物たちの楽園のおはなし。
———-
本書は、1900年初頭に起きたロシア革命を風刺した小説です。
喋る動物が出てくる寓話ということもあり
作品に込められたメッセージが、絵本の様に
読み手に解り易く伝ってきます。
ロシアで起きた社会主義革命の起こり、
そして、その成功と暗部などを題材にしておりますが、
多分、現代の日本人なら、今日もテレビから流れてくる。
「あの国」の実情を浮かべて読んだ方が
よりリアリティーが、あっていいかも知れません。
指導者も豚ですしね(笑)
———-
・・・でも我が国も他人事ではないですな・・・。
著者:ジョージ・オーウェル
カテゴリ:シ|海外小説
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