2019
8/03

BOOK

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老人と犬 RED

著:|出版社:

「失意の足跡」

老人と老犬は、日だまりの中
ゆっくりと川釣りを楽しんでいた。

老人は、老犬の大好物である
白身の魚を釣り上げるべく
器用に釣り糸をヒョイヒョイと引く。

そして、老犬は、もう見飽きたはずの
主のくたびれた手をキョロキョロと
今日も見守る。

そう彼らは、最高のパートナーだった。

そこへ、3人の少年が現れた・・・
一人の少年の肩には
真新しいショットガンが掛けられている。

少年は、老人に金をよこせと
脅すが、はした金しか持っていないと
判ると
犬の頭を吹き飛ばした。

少年たちは、おどけて笑いながら
その場を去っていった。

妻の形見であり
自らの半身であった
老犬を失った主。

老犬が好きだった
主の手は、その体を抱いて
温かい血に染まる。

老人は、その亡骸を埋葬し
少年たちに、裁きを下そうと
行動を開始するが・・・

———-

人生は、大切なものを手にし
そして、それを奪われる事の繰り返しなのかも知れない。

それでも
また、あなたが、大切なものに
出逢いたいと思えるように。
祈りのような言葉を繰り返して。

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