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紙の本を読まなくなっているらしいので、これはチャンスと言わんばかりに
日々の読書活動で感じたことをゆるり、ゆるりと書いていきます。
読書の魅力を、森のような優しさと、時に稲妻のような力強さと、
「しかし何よりも良枝には、父、茂の気持ちが一番気懸りなのでした・・・」
的な事で、当サイトに迷い込んだ皆様にいい本を
紹介したいのでございます。
「時計じかけの白昼夢」
自称小説家の青年は
夢ばかり見ていた。
そして
その怪しい夢の延長に迷い込み
自分と瓜二つの顔を持つ
資産家の青年と
人生をすっかり入れ替えてしまう。
他人の人生と
莫大な富を手に入れた
青年は
その頭の中で描き続けていた
100色柄の虹を
誰も知らない
孤島に、築き上げてしまう・・・。
———-
好きです!乱歩。
その好きな乱歩作品の中でも
一二を争う本作。
デタラメに大掛かりで、
背徳的で、狂気じみた美しさを
放っているパノラマ島。
流れるような文書で描かれる
妖しいその青年の夢に
あなたも夢中になるはず!
時間とお金がなくて結局
今年は、旅行にいけなかったわ
と言う皆様。
是非、本書を開いて
夢の中での遊戯を楽しんでみては?
・・・片道きっぷになるかも知れませんが・・・
———-
絶景かな、絶景かな。
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