2014
7/19

BOOK

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のぼうの城

著:|出版社:

「戦いまする」

刀も武道も駄目、というより運動全般が、駄目。

百姓の手伝いさえままならない「でくのぼう」
通称「のぼうさま」
そんな、ダメな領主様を皆は、
大笑いしながら、愛した。

皆は、そんな、のぼうさまとのゆるふわライフが
いつまでも続くと思っていた・・・

しかし、世は乱世。
攻めてくるは2万の大軍。

百姓を守る為、正義を示すため
我らがのぼうさまが、
もののふの意地をみせる。

「いやなものは、いやなのだ。
それが世の習いと申すならこのわしは、ゆるさん」

———-

日本史は勉強不足でして、
解らないときは友人に「ねぇこの人、何したひと?」
などと手っ取り早く質問を行い

友人が快くかつ雄弁に、問いに対して答えてくれる様を
羨望のまなざしで見ると同時に
「だからお前は、女にモテねぇんだよ」
という複雑な感情を混在させ
日々、自身のスキルアップを図っておる次第でございます。

歴史を題材にした作品でよく聞かれる。
「史実とは随分、かけ離れている」「こんな人物ではなかった」
「この戦は本当はこれが勝敗を分けた」
「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」
などの、歴史に詳しい方の様々なご意見。

なるほど、自分の知っている史実と照らし合わせて
見るのも楽しいかも知れません。
小生の場合は、そもそも知識がございやせんので
比較的、歴史もの全般を
すんなりエンターテイメントとして読めておると思います。

本作品は、とにかくセリフがいい!
飄々とした、のぼう様は、
そのゆるキャラ故に庶民から愛されているわけです。

しかし、ゆるキャラ故に有事の際は役に立たないのです。
郷土民は、くまモンに、スクランブル発進など期待しとらんのです。

しかし!
その、のぼう様が、
たまにしか来ないのに
偉そうなエリアマネージャーの如き敵将の使いに
バシーンともの申してくれるのです。
「武ある者が武なき者を足蹴にし、
才ある者が才なき者のはなづらをいいように引き回す。
これが人の世か。ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ」

この一言で、「open war !」です。大将。
あの娘のハートも鷲掴みです。

さぁこうなれば、我らがのぼう様の為、部下の士気も高い!
さぁ皆様も本作を読みながら、ご一緒に。
「来るなら来やがれ!数が多いからといい気になるな!えいえい!お~!」

———-

ごめんねぇ~~~みんなぁ~戦争になっちゃった。ごめんなさい。

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