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紙の本を読まなくなっているらしいので、これはチャンスと言わんばかりに
日々の読書活動で感じたことをゆるり、ゆるりと書いていきます。
読書の魅力を、森のような優しさと、時に稲妻のような力強さと、
「しかし何よりも良枝には、父、茂の気持ちが一番気懸りなのでした・・・」
的な事で、当サイトに迷い込んだ皆様にいい本を
紹介したいのでございます。
「そうら、うつよ」
カーテンが赤い、壁が赤い、照明が赤い、とにかく赤い
そんな気が狂いそうな部屋で7人の男の告白は続く。
そして、今日初めてこの部屋を訪れた男が
ポツリ、ポツリと話し出した。
「・・・私は何をやっても楽しくないのです。
ひとつの悪行を除いては…」
何をやっても満たされない男の唯一の遊び、
それは絶対に裁かれることのない殺人だった。・・・。
———-
なんてたってランポです。
昔、キョンキョンもそう申しておりました。
ランポの数ある名作のうち今回は、こちらの紹介です。
本作は、ランポ傑作選に収録されている割には、
あまり知られていない作品だと思われます。
解り易く言うと、シングルじゃないけど
アルバムに入ってる超いい曲でしょうか。
ストーリーとしましては、
赤を基調としました部屋に7人の変態が集まっております。
7人の侍ならぬ7人の変態は、
ゾっとする話を持ち合い聞かせ合うのです。
その内容は、様々であり会談や都市伝説、実体験や近しい知人の話。
そして、今夜は新人会員のT氏による話がメインに選ばれ
異様な緊張のなか彼は、ポツリ、ポツリ口を開きます。
「私は毎日、退屈で退屈でしようがなかった・・・
それはもう気が狂う程に・・・
そこで遊戯をはじめたのです。
その遊戯は殺人です。ほんとの殺人です」
T氏が語りだした恐るべき所業とは?
———-
小生としましては、キューブリックか
デヴィッド・フィンチャーあたりに映画化して貰いたかった。
「時計仕掛けの~」みたいなカッコイイ邦題をつけてもらって。
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