2015
2/12

MOVIE

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トゥモロー・ワールド

公開年:2006年| 製作国:イギリス

「もう、ぺんぺん草も生えない・・・」

コウノトリが人類に愛想を尽かしてから約20年。

世界は、絶望を絶望で贅沢にはさみました。
と言わんばかりに、混沌と化し
恐怖に支配され、殺し合いを続けていた。

そんな崩れ行く地上で、
若い女は、遂に子供を宿す。

子供は、人類の再生の希望となるのか?

そして、人類は
真っ暗な荒んだ世界から子供を守れるのか?

———-

なんと、まぁ絶望的な未来でしょうか。

ネコ型ロボットが、
空を自由に飛べる道具を貸してくれる。
あのキラキラした未来はどこにいったのでしょう?

本作の見どころは、なんと言っても
暗い世界を際立たせる小道具の多さです。

まず、政府が正式に配布している安楽死薬。

このあの世へのパスポートは、あらゆるところで
絶賛、売り出し中なのです。

街中を走るバスに広告や勿論TVCM。
それらが、この薬の素晴らしさを歌っているのです。

そして、死体を燃やして暖をとる人々。

陰鬱で、不衛生な都市の細かい描写。

地獄で決起する、難民たち。

そんな、生々しい映像が、
見ている者に現実世界で
起きている問題を鮮明に思い出させ
痛い程に、突き付けてきます。

本作を鑑賞するには、
多少覚悟がいるかも知れません。

それは、本作が与えるメッセージが、
誰も無視できない問題だからです。

是非、覚悟してご覧くださいませ。

———-

天国も地獄も、飽和状態。

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