2014
11/10

MOVIE

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クリムゾンタイド

公開年:1995年| 製作国:アメリカ

「今こそ、信念を貫け」

米ソ冷戦時代。

世界最強の二つの大国は
母なる地球を、何百回も焼き尽くす事のできる
神の火を競争で作り合い
相手の喉元にそれを突き付け、睨み合っていた。

そして、緊張が高まる中
ソビエトでクーデターが発生する。

政府の基地を占領した反乱軍は
核ミサイルの発射コードを解読次第
米国を攻撃すると宣言。

それを受け報復行動に出る為の
米原子力潜水艦の警戒は、最高レベルに達する。

人間が作り出した神の火は、
再び世界を灰にしてしまうのか?

———-

私が、中学2年の時のお話です。

その暴君は、最悪の武器を作り出していました。

それは、友と私に、
何百回も苦しみを与える兵器。
それは・・・
「う〇こが、先にたっぷり付いた木の枝」

暴君は、その傍若無人な振る舞いから
我々と、主張が合わず普段から、よく揉めていました。

しかし、正当な主張と数の原理で
我々はいつも勝利していたのです。

おっと誤解がないように、弁明致しますが
決していじめていた訳ではございません。

あくまで、我々は紳士的な態度で
彼を説得していたのです。

しかし、この時ばかりは、
我々の判断は間違っていたと認めざるを得ません・・・

その日も、些細な彼の悪事から争いは
始まったと記憶しています。

いきなり友人のズボンを脱がしといてからの
「水筒の残りのお茶をよこせ」
そんな、彼のいつもの理不尽で、支離滅裂な要求でした。

当然、断固要求を突っぱね
毅然とした態度で挑む我々にいつも通り、退散した彼。

我々も、いつも通り勝利し
さて帰るかと準備していたところ
暴君は、再び現れ、勝ち誇った目で
「それ」を手にしていたのです。

我々は、最初「それ」が、なんなのか理解できませんでした。

いや理解したくなかったと言うべきでしょう。

なぜなら、その恐ろしい武器の前では
人類の叡智など
露程も力を示さないと瞬時に理解したからです。

暴君も、それを我々と同じく理解していたのです。

暴君は、残酷な笑みを浮かべながら
我々に舐めさせられた
辛酸の味に対する恨みつらみを散々述べ

あろうことか、我々に
「カエルのうた」
の合唱を要求してきたのです。

そうです。あの被せて歌っていく。
わらべの歌です。

なんたる屈辱!何たる侮辱!

しかし・・・我々にはそれを歌う以外、
手はありません・・・

我々の手にも
「それ」
あれば、対等な関係で交渉のテーブルにつけたかも知れません。

仲間から技術者を送り、「それ」を迅速に製造し
いや奴の「それ」より
もっと強力な「それ」を作り出し
戦いに勝利する事もできたかも知れません・・・

しかし・・・それでは、多くの犠牲が出る事でしょう・・・
他のクラス、いや他校にまで飛び火する事でしょう・・・

その事を知り抜いていた我々は
勇気を持って泣きながら歌った・・・
そして正義が負けることにまた泣いた・・・

私は、友人たちに、心の中で叫んだ
「もうやめてくれ!ケロケロケロ、
クワックワックワッはもうやめてくれ!」

暴君は、レクイエムを歌い終えた我々にご満悦のようで
高笑いをやめませんでした。

すると、私はその時、不思議な声を聴いのです。

「それ!今です。勇気ある神の子よ。
今こそ友を救うのです。
それ~!それ~!」

不思議な声に力を得た私は、「それ」を持つ奴の手首に
ゼウスの稲妻のごたる強力な手刀を叩き込み

唾棄すべき悪魔の兵器を
永久に地獄へ叩き落としたのです。

暴君は脱兎の如く逃げ出し
我々の信念はまたもや勝利したのです。

友は、私を称え
私も友を称えました。

街は、歓喜で溢れ、
勇者たちをこれから永久に
歓迎してくれることでしょう。

そして後日、暴君には
当然、一発くれてやりました。

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