善き人のためのソナタ
「壁に耳あり、壁にヒビあり。」
第二次世界後の
米ソ対立によって生まれた
社会主義の東ドイツ。
その東ドイツの国家保安省は
日々、反乱分子の疑いがある
活動家に目を光らせていた。
特に作家は
若者たちに影響がある為
社会主義に反する思想。
すなわち西側の
自由社会への誘導を
煽るような内容の作品を
制作していないか
24時間体制で、監視されていた。
そして
体制に目を付けられた
劇作家がここに
作家は、住居に盗聴器を
仕掛けられ
創作内容や友人、親類との会話。
恋人との
夜の営みの際の囁きまでもが
ある凄腕監視員によって
事細かく記録されていた。
そして、遂に作家は、
恩師の死をきっかけに
反体制活動に加担しはじめる。
しかし
その情報をキャッチした監視員は
人知れず
誰も思いもよらない行動にでるのだった。
———-
人間の美学のお話です。
やがては、崩壊したベルリンの壁の様に
人生もいつかは、崩れ去ってしまいます。
勿論、その時間の長さは
人それぞれですが
長ければ長いほど
幾度と我々は
勇気、正義、愛情を試されます。
自分の生を脅かしかねない
大きな力の前にして
我々は、どこまで美しく生きられるのでしょうか?
本作の登場人物のように
強く、時に弱く、そして美しく
人々の記憶に、いや誰か一人でもいい
強く記憶に残る存在になりたい。
そんな願望は
誰しもが持っているものでは
ないでしょうか?
本作は、人間は、死ぬまでにどのように
生きるべきかを
美しさによって
気付かされた人間たちのお話です。
———-
あぁ、あなたの作品の前では
どんな思想家も独裁者も
言葉を失うだろう・・・
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク|主演:ウルリッヒ・ミューエ|セバスチャン・コッホ|マルティナ・ゲデック
カテゴリ:ドイツ|ヒューマンドラマ|ヨ
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