月に囚われた男
「愛する人のもとへ帰りたい。」
昔から人類は、月に、色んな夢を描いた。
黄色く輝くお月様は、
チーズで出来ている。
竹から生まれた。
お姫様は、月に帰っていった。
しかし、残念ながら月には
チーズも、お姫様も、トランスフォーマーもいなかった。
その代りに、月は、もっと切実な夢を叶えてくれた。
月にあったのは、膨大な量のクリーンエネルギー。
人類は、面倒なルーティンワークを放り投げ
ウサギさんのように、ぴょんぴよん、飛んで喜んだ。
そして、そのエネルギーを地球に供給する為に
男は、月面で孤独な職務に就いていた。
———-
あなたは、月で3年間、
誰とも会うことなく独りで働けますか?
報酬は多分いいのでしょう。
でも僕は多分無理です。
いや、3年くらいなら
ギリギリ大丈夫なのでしょうか?
南極観測隊も3年間位の任期でしたか、
それでも一人で行くわけではない。
植村直己のような孤高な冒険家もいらっしゃいましたが、
彼も3年間誰とも会わずという訳ではなかったはずです。
う~ん…皆さんの中ではネットさえつながれば
「全然平気、むしろ理想的!」
と思う方もいらっしゃるのでしょうか。
本作の場合は、どうでしょうか?
早速、見てみましょう。
無限に広がる星空も3ヶ月で飽きちゃった。
監督:ダンカン・ジョーンズ|主演:サム・ロックウェル
カテゴリ:SF|イギリス|ツ
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