2014
7/24

MOVIE

COMMENT:4

プライベート・ライアン

公開年:1998年| 製作国:アメリカ

「この戦争の意味を見つけたい」

第二次世界大戦末期、アメリカ率いる連合軍は
フランスノルマンディーにて
地獄の敵前上陸を開始。

スコールのような敵の機銃掃射の前に
海岸には、青年たちの無数の亡骸が浮かぶ。

大きな被害を出しながらも上陸は成功。

兵士たちは、枢軸国ナチスドイツの中枢と対決し
この戦争に勝利すべく、さらに進軍を開始する。

そんな士気高まる進軍の中
選ばれた兵士たちに
特別な任務が与えられる。

それは、兄弟を亡くした哀れな二等兵を
戦場から捜しだし本国に送り返すという任務。

嫉妬、割り切り、虚無、好奇心。

それぞれの思いを抱え、兵士たちは
顔も知らぬ二等兵を捜す為に
広い灰色の戦場を進む。

———-

選ばれた部隊に
与えられたのは、とても危険な任務です。

なにしろ少数で一人の人間を捜す為に、
砲弾飛び交う広い戦場を
うろちょろ、うろちょろするわけです。
きっと僕ならやってられません。

それとも意外とシュールで楽しいのでしょうか?

いやいやきっと大変です。

愚痴なんか言ってもきっと
「ヘイ!ぼっちゃん!そもそもどんな任務でも
地獄に安全な場所なんかないぜ!
心配するな!
お前が死んだらお前のガールフレンドとは
俺が仲良くしてやるよ!」
とか辛辣なジョークを
チームメイトは絶対かましてきますし

まぁ それは嫌な嫌な任務だと思います。

当然僕は、戦争とは、遠い世代ですが、
あの戦争は、なんだったのか…とかモテる為に
映画とか小説とか資料でそれなりに調べてみたのです。

そして、その感想は
数多くの映画、ドラマが描く
我が国の兵士からは、共通してかなり質素な印象を受ける。
という事です。
(本作では、日本兵は出てきませんが)

まず、戦闘の要である銃弾は、一発、一発大事に
撃たざるを得ない感じです。

そして、食糧事情も厳しそうです。
芋。芋の蔓。なんかの草をお湯で煮たもの。
これでは、我が軍は、長期的には戦えないムード満載です。
まさに、腹が減っては戦はできぬです。

対照的にアメリカ側は、弾薬にも食べ物にも困ってないようです。
上陸した海岸で、BBQパーティをして
缶ビールも半ば残ったまま捨ててます。
飽食バンザイです。

そして、数ある戦争映画の中でも
本作において、t特に強く感じたことは、
ぼろぼろの日本兵と比べ、
どこか米兵は、スポーティに
戦場を進んでみせる事です。

まるで、サッカーのようにフォーメーションが決められ
誰が守り、誰が点を取りに行くか?
少し楽しんでいるようにすら見えます。

さっきまで話していた仲間の顔面が
陥没してぐしゃぐしゃになって倒れていたり
もちろん悲惨な事には変わりはないのですが、
どこか不思議と余裕があるというか
これが終われば、
とりあえずコーラにナッツなんて感じがある気がします。

詰まり。
映画の中の彼らは(米国側)
戦場を特別な存在とは捉えず、戦いを日常生活にもある様な
人生の辛い通過点と同じようにして捉え
イデオロギーや個人崇拝に動かされて
殺し合うのではなく
飽くまで個人として戦場にいるように見えるのです。

それが自由の国の戦士だという事でしょうか?

さて、事実はどうだったのでしょう?

———-

この戦争が、終わったら田舎にうちを立ててのんびりしよう。
また戦争が始まるまで・・・

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コメント一覧

コメントが 4件 あります。

  1. 始まっての数分間は
    息をするのも忘れてた自分。

    あと数分長ければ
    死んじゃってたかも自分。笑

    • コメント、ありがとうございます。
      地獄の敵前上陸。
      戦争のリアルを最大限まで描いた名作です。

      • この作品を見終わったとき
        ひとりでも沢山の人に観て欲しいな、
        学校で上映してくれないかな、
        って思ってしまいました。

        それくらい考えさせられ胸を打たれた作品。

        でも、当時の自分はまだ若かったので
        スピルバーグ監督のメッセージを
        理解できていたのか?
        とっても気になるので
        また観てみます。

      • コメント、ありがとうございます。
        年に1度は、見返す映画ですね。
        戦争は、地獄です。
        それはもう悲惨です。
        強烈な本作さえ、お遊戯だと思えるくらい残酷でしょう。

        戦争に正義などない。
        戦争など起きないで欲しい。
        そんなのネコでも知ってます。

        只、ふとこの映画を見る度
        この地獄の上陸から始まる戦いがなければ
        ナチスドイツは、本当にユダヤ人を
        この世から抹殺していたかも知れないな・・・と

        歴史の善悪を決めるのは
        難しいですね。

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