親分カフェ。
メイドカフェは、まだまだ人気があるのでしょうか?
確かに、好きな人からすれば
いくつに、なっても楽しいものでしょう。
そう考えると、息の長い商売なのかも知れません。
柳の下に2匹、どじょうがいないのは解っているのですが、
ついつい、やっぱりもう1匹位いるんじゃ?と思うのが
人情というもんでして。
そこで、
「親分カフェ」
てのはどうでしょう?
「2人ですけど大丈夫ですか~?」
「お勤めご苦労様です!!!」
血の気の多い、若い衆が
膝に手をついた中腰状態で、迎えてくれます。
映画でよく見る。あれですね。
あなたが、喫煙者なら勿論
煙草を咥えた瞬間、店員さんが火をつけてくれます。
映画でよく見る。あれですね。
「なににしようかな~。色々あるな~」
「え~と、兄弟盃、指詰め腸詰め、チャカチャカポテト」
「親分・・・オプションで下剋上付けてもらって
それで、このシャバの飯ちゅうのがお勧めです・・・」
「じゃあ。それで」
「はい!喜んで~!!!」
10分後。
白スーツの男が、あなたの前に座ります。
「出て来られてたんですねぇ。水臭いなぁ。
電話くれればいいのに。」
あなたには、カンニングペーパーが用意されており
そこには、こう書かれています。
「お前、俺がくさい飯喰ってる間に
随分、偉くなったらしいじゃねぇか?」
※このセリフは、強制ではございません。
お客様が、セリフをおっしゃらない場合でも
白スーツは、然るべきタイミングで、
進行を続けさせて頂きます。
あなたは、きっとノリノリで、セリフを読み上げる事でしょう。
白スーツは続けます。
「あんたの時代は、終わったんや!」
白スーツは、立ち上がりピストルを取り出します。
すると、店の若い衆が
ホールから、キッチンから、レジから
マシンガンの鉛のスコールを白スーツに浴びせます。
再び、カンニングペーパーです。
「ドブネズミのお前に白は似合わん。
そっちの穴だらけの汚い方が良く似合ってる」
※このセリフは、強制ではございません・・・
以下省略。
「ガサ入れだぁ!!!」
興奮冷めやらぬまま。
店員たちは、次のショーを始めます。
「はい。動ない~!隠しても無駄~!」
なんと、本物そっくりなお巡りさんが登場。
あなたのテンションは最高潮に。
次のカンニングペーパーを今か今かと待っていると
白スーツがムクりと起き上がり。
お巡りさんに連れて行かれます。
「あれ?そこは、鑑識とか呼ぶんじゃないの?」
とガッカリするあなた。
よく見ると他の店員さんも連れて行かれます。
あなたは、お巡りさんに尋ねます。
「あの、カンニングペーパーとかは?
次の展開の準備ですか?」
「なに言ってんの?風営法違反の強制捜査だよ
悪いけど、お客さんにも協力してもらうからね」
———-
このシリーズ、楽しいので明日も続けます。
カテゴリ:雑文
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